最初に相続の相談する相手は、司法書士がおすすめ!

こんにちは、横浜の司法書士の加藤隆史です。私、今風邪をひいております。朝晩と急に冷え込んできましたからでしょうか。みなさんも、季節の変わり目は風邪にご注意を!
さて、本日のコラム「相続・遺言のポイント」では、相続手続きが必要となった時に最初に相続の相談をする相手は司法書士がおすすめですよ、という話をしていきます。

相続が起きたときの相談先


例えば父親が亡くなった時、相続が発生し、その奥さんや子どもたちが相続手続きをしていくことになります。相続というのは、一般の人はそう何度も経験することではないので、どのように進めていいか途方にくれてしまう方も多いでしょう。

このとき、税理士に相談したとします。税理士は、相続税の申告の専門家です。資産家であれば、相続税がかかるので、最初に税理士に相談するかもしれません。しかし、現在相続税を納税まで必要な方は100人いて4~5人です。ほとんどの方が相続税と無縁です(平成27年1月以降の相続は要注意)。

それでは、弁護士に相談したとします。弁護士は弁護士法上、すべての法律手続きを行うことができます。しかし、相続人間で争いがあるようなケースならともかく、一般的な相談や法律事務手続きを依頼すると、それなりの手数料が発生してしまいます。また、実は、弁護士でも複雑な相続関係のケースで戸籍の記載を見落として結局相続人全員の同意が得られなかったということも経験上あります。

または、行政書士に相談したとします。行政書士は、事実を証する書面の作成ができるので、遺産分割協議書や相続関係説明図を作ることができます。また、車の名義変更をされる方は、運輸局への名義変更の手続きを行政書士がしてくれます。しかし、行政書士は書類作成のみで、相続登記もできませんし、財産管理業務として金融機関に預金の解約等を業として行える法律上の根拠はありません。さらに、行政書士は法律相談ができません。

最近多い、銀行や信託銀行に相談したとします。銀行はやはり信用があります。間違いなく業務を行ってくれるという安心があります。しかし、その分、手数料が一番高いです。なぜなら、銀行の手数料の他に、別途相続登記の司法書士費用、相続税申告のための税理士費用がかかるからです。

相続が起きたら最初に司法書士に相談しよう


そこで、最初に相続の相談をするなら司法書士がおすすめです。司法書士はほとんどの方がもっている不動産(自宅)の相続登記もできますし、戸籍の読み取りはおそらく士業で一番でしょう。また、法律知識だけでなく、相続税の知識もある司法書士が多いので、ある程度税金の一般的な概要説明を聞けると思います。手数料も銀行や弁護士に比べると安い事務所が多いです。また、司法書士の業務の性質上、かなり細かい作業を得意としています(他士業の業務が細かくないといっているわけではありません)。そのため、面倒な作業も司法書士が代理して行ってくれるでしょう。例えば、預貯金や株式などの金融資産の相続なども財産管理業務として業として当然に行うことができます。もし、司法書士の業務範囲外のことであれば、そこから他の士業の専門家を紹介してくれるでしょう。

このように、司法書士は、街の法律家として皆さんの相続に関する悩みを解決してくれるでしょう!