公正証書遺言はどのくらい利用されているのか

こんにちは。司法書士の加藤隆史です。ゴールデンウィーク真っ只中です。今年はアベノミクスの影響でしょうか、外出、旅行される方が増えているということです。お金を使えばお金が回り、景気が上向きになるかもしれませんので、いい傾向なんでしょうか。

さて、本日のコラム「相続・遺言のポイント」は、公正証書遺言を作る方はどのくらいいるのかをテーマにします。当ホームページも公正証書遺言の作成をお薦めしていますが、現在どのくらいの方が作成しているのでしょうか。

遺言を作成している人は意外に少ない

遺言(ゆいごん・いごん)という言葉が広まってきており、現在1年で約15,000人の方が公正証書遺言を作成しております。この数字は今から25年前の平成元年より約100,000人増えております。つまり、右肩上がりで増えています。高齢者の人数が右肩上がりで増えているのと同じですね。しかし、これが日本の人口(高齢者の人口)からみた割合は、非常に少ないといえます。なぜ、遺言を作る方が少ないのでしょうか

遺言はマイナスイメージが強い

遺言はマイナスイメージが強いです。「私はまだ死なないから」ということで遺言を作らない方が多いです。誰でも自分が死ぬことを考えたくないので、当然かもしれません。しかし、決してマイナスな面だけでないでしょう。それは、遺言を作ることで、自分自身の今を見つめなおすことができ、遺言書を作っておくことで気持ちが楽になり、以後の人生も楽しく過ごすことができるかもしれません。

このように公正証書遺言を作成する人は、今現在少ないですが、超高齢化社会に突入する今、これから益々増えていくでしょう。

 

 

 

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